チップを仕入れる
製材工場や家屋の解体材などを処理する廃棄物処理工場などからチップを仕入します。
チップの用途
用途によって品質が異なります。
製紙用やボード用として利用できないものは燃料用として使用することで木材を余すことなく利用します。
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製紙用チップ -
ボード用チップ -
燃料用チップ
注目を浴びる木質チップ
需要と供給をつなぐキープレイヤー
チップ流通事業では、チップ生産工場から製紙工場やボード工場、バイオマス発電所に、木質チップの安定した供給、および品質管理を行っています。
製材工場や家屋の解体材などを処理する廃棄物処理工場などからチップを仕入します。
用途によって品質が異なります。
製紙用やボード用として利用できないものは燃料用として使用することで木材を余すことなく利用します。
チップを繊維化して紙の原料に使用されます。
チップを繊維化したり破砕したものを、ボード状に成型します。
チップを燃焼させ、得られたエネルギーから電気を生み出します。
コラム
木材はその用途によって、求められる品質が異なります。高い品質が求められる製材品だけでなく、チップ等それ以外の使い道を広げることが大切です。
木材を余すことなく利用することをカスケード利用といいます。
家の解体時などに発生する解体材や、製材品等に利用できない木材をチップ化したものを、バイオマス発電所に供給しています。
燃料としてチップを燃焼すると二酸化炭素が発生しますが、この二酸化炭素は樹木が成長過程で吸収してきたものであるため、実質的な二酸化炭素の排出は0といえます。
この考え方をカーボンニュートラルといいます。