豊かな森を次世代へ。
再造林で貢献する。
Interview
造林部門
N.I.
Why did you join?
入社理由
大学では登山サークルに所属していたので、自然や木に触れることが好きでした。就職活動でも「山に関わる仕事」がしたいと考え、木材流通や森林管理の会社を調べる中で出会ったのが当社です。実際に山に入って木に触れる機会が多い点に魅力を感じ、また、ホームページにあった「再造林」という言葉にも強く惹かれました。森林資源の循環に貢献する長期的な取り組みを知り、「この会社なら長く誇りを持って働ける」と感じました。
Q1 現在の仕事内容は?
植えるだけでなく、
育てるところまで。
再造林を適切に
マネジメント。
入社後、営業本部で全国の営業所をサポートする業務に約3年間携わった後、希望していた造林部門に配属になりました。造林部門では、一般の方や企業が所有する森林の伐採や再造林に関わっており、私は現在、東北・甲信越・東海エリアを担当しています。再造林とは、立木を伐採した後に再び木を植えて森を造ること。森林所有者や伐採業者から委託を受け、伐採が終わった山に再び苗木を植えていくのですが、そこに至るまでには、現地の確認、苗木の選定、造林業者の手配、地方自治体との折衝など、さまざまなマネジメント業務があります。また、苗木を植えた後も終わりではなく、苗木の成長を促すために雑草を刈る「下刈り」を数回実施し、新たな森林を造るため、植栽木の保育・管理をしていきます。私の担当エリアでは、1年で70ヘクタールほどの造林を行いました。東京ドーム約15個分にあたる、スケールの大きな仕事です。
Q2 この仕事の魅力は?
苗木の成長を肌で
感じることで、
大きなやりがいを
得ています。
再造林は、苗木が伐採に適した状態に育つまでに短くても半世紀かかる、とても長いスパンの仕事です。自分のキャリアの中で最後まで見届けられるかはわかりませんが、「伐ったら植える」という森林の持続可能なサイクルを未来に引き継ぐことに大きな意義を感じています。様々なタイミングで現場の巡視を行うため、伐採後は何も無くなってしまった山に植えられた苗木が、整然と並んでいるのを見ると達成感を得られますし、その苗木が2年後3年後と行くたびに大きくなり、だんだんと木に育っていくのを見ると、木の本来の力を目の当たりにしてとても感動します。
また、同じエリアでも土壌の水分量や傾斜など、環境条件よって適した樹種が異なり、「ここにはスギ」「ここはカラマツ」と、現場ごとに最適な苗木を考えなければなりません。自分の判断が山の未来を左右することになるので、もっと知識を身につけねばと勉強の毎日です。
Q3 仕事を通じて成長を感じるところは?
コミュニケーションの
コツをつかみ、
楽しく関係を
築けるように。
造林部門では、伐採業者や造林業者、さらには官公庁など、社外の方々と接する機会が多くあります。最初はそうした場での会話に慣れずとても緊張しており、想定外の質問をされると固まってしまうこともありました。しかし、上司や先輩と一緒に訪問し、会話の中から話し方のコツを覚えて自分でも実践するうちに、いまでは取引先との会話を楽しみながら情報交換を行うなど、より円滑に仕事を進められるようになりました。
また、再造林の仕事は、樹種や生育環境の知識に加えて、法律や制度に関する理解も不可欠で、県ごとに異なるルールなども身につけなければなりません。机上の知識はもちろん、現地での何気ないやり取りからも学びを得ようと意識してきたことで、だんだんと判断力や対応力が身につき、自分でも成長できたのではないかと感じています。
Q4 住友林業フォレストサービスで働く魅力とは?
自分らしく仕事を
楽しみながら、
スマート林業にも
貢献したい。
住友林業フォレストサービスの雰囲気を一言でいうと、「真面目で実直」。といっても堅苦しいわけではなく、互いの意志を尊重しながらコミュニケーションできるので、いい意味で「自分らしくいられる」環境だと思います。同期の仲もよく、困ったときには上司や先輩に気軽に相談できるので安心感があります。取引先とのやり取りでも、相手の話を丁寧に聞き、誠実に対応する姿勢が当たり前の文化として根づいていると感じます。
私はこれからも再造林の仕事に関わり、いつか「これが私の育てた山」と胸を張って言えるようになりたいと思います。また、林業は機械化・効率化がまだまだ遅れている業界でもあります。以前は営業本部でドローンを用いた業務改善に携わっていたこともあり、今後は再造林の現場でも測量や調査にドローンなどの技術を積極的に取り入れ、スマート林業の推進にも貢献していきたいと考えています。
(Schedule)
一日の流れ
- 6:30
自宅を出発
新幹線で青森へ。週の2、3日は出張に出かけます。
- 9:30
八戸駅から再造林の現場へ
現地では自分でレンタカーを運転します。
- 11:00
現場巡視
植栽完了した現場を巡視し、苗木の植栽状況などを確認。
- 12:00
昼食
地元の美味しいお店を訪ねるのも楽しみのひとつ。
- 13:00
造林業者を訪問
今後の作業予定について相談します。
- 14:00
現場巡視
再造林前の現場を巡視し、今後の造林計画を準備。
- 15:00
造林業者を訪問
今後の作業予定について相談します。
- 16:00
現場巡視
以前に植栽した現場における苗木の成長などを確認。
- 17:00
新幹線で帰路へ
泊まりの出張になることもあります。
- 20:00
帰宅
忙しい出張ですが、貴重な学びの機会として楽しんでいます。