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自然への興味は昔から。子供の頃は友達と森に秘密基地を作り、どんぐりを拾って遊びました。アウトドア派の父と、山登りやスキーを楽しんでいたのも大きかったですね。だから、中学、高校で環境問題が騒がれはじめたときの関心も高くて。森林破壊に関する本を読み、アマゾンの森林が破壊されている一方で、森林国である日本の国産材が20%しか使われていない事実を知ったのも、その頃。環境問題も含めて、森林について学びたい。そんな思いが芽生え、進学は秋田県立大学の森林学科へ。僕にとっては自然な選択でした。
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就職先にこの会社を選んだのは、扱うものが100%国産材であったため。それと住友林業グループの企業力。地方の林業会社もありましたが、日本の森や林業を活性化するための影響力で選ぶとしたら、大きな会社が良いと思ったんです。先頭を走ることができますし、森や林業を活性化することで、日本を元気にするポテンシャルもあるはずです。そして、入社して分かったことですが、1年目でも責任のある仕事が任されます。会社に貢献することは、森や林業に貢献すること。早くから力を発揮できたのが嬉しいですね。
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入社後の配属は営業。山から仕入れた丸太を製品化する工場におさめます。仕事のやりがいを実感したのは、北海道ではじまった取引の仕組みづくりに携わったとき。在庫管理や集計表の作成など、責任ある仕事を任されたのも自信につながりましたが、なにより大きかったのは、そこで目にした仕入れ量。月に数千立方という、これまで経験したものとはケタ違いの量でした。木を使えば使うほど日本の山や林業の活性化につながるとあって、その光景を前に学生の頃から目指してきた仕事に携わっている喜びを感じました。
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ところが、不景気で住宅が建たない影響が出てきた。もっと木を入れてくださいとお願いしていた山主さんに、抑えてくださいとお願いするのが辛い。けれど、悲観はしていません。これで、良い時期も悪い時期も経験した。ここから、いかに国産材を供給させるかを考えたい。山側の供給体制、物流の仕組み、新しい製品を作る技術・・・改善できることは数多くあります。それには国との連携も必要です。日本の森を守る仕組みを作るために模索してほしい。もちろん私たちからも提案します。1%でも国産材の供給率をあげる、そのために。



